ナイキは8月6日より、東京・原宿に「ナイキ エア マックス 95」の期間限定展示スペース「STUDIO 95」をオープンした。16日までのイベント開催で、エア マックス 95発売から20年の節目の取り組みとなる。
人気モデルには復刻がつきものだが、エア マックス 95も復刻モデルが存在する。
1997年初期にリリースされたのが、イエローグラデの復刻版。加えてブルーグラデのレザー仕様など、オリジナルをベースとしたモデルが展開された。イエローグラデについては、断続的に復刻版がリリースされるなかで、ステッチやロゴの違いにより8つのバリエーションが存在することも抑えておきたい。
国ごとのモデルも各種存在するがそのなかでも、日本モデルが紹介されている。
当時、エア マックス 95を強烈に盛り上げた日本では、2003年頃から特別モデルが登場している。スニーカーショップ「mita sneakers」と「atmos」による提案カラーは、日本人特有の美意識を漂わせ、独創的な世界観などもクリエイティブの限りを競う。また、大学駅伝をサポートするナイキならではの「EKIDEN PACK」などもある。
世界に展開しているエア マックス 95。各種モデルのなかでもレアな一足がイベントスペースに集まっている。
希少種のひとつとして、1996年、ブラックレザーの「AIR TOTAL MAX」が登場。イエローグラデのアッパーはそのままに、ソールユニットが簡略化され270ビジブルエアを採用した「AIR MAX 95 GS」。
イエローグラデのアナトミカルデザインが膝下まで延長されたレディースモデルの「AIR MAX 95 BOOT」もヒールのみビジブル化している。
2015年発売の「AIR MAX 95 GS V SP」は、ヒールにファスナーを配し、脱着式のバッチでセルフカスタムを推奨するという独特なスタイルをとる。
コンセプトモデルは、2000年代初期以降、さまざまなモデルが発表されている。有名な取り組みとしては、4年毎の恒例行事、フットボールや総合スポーツの世界大会にちなんだナショナルチームモデルだ。メダルや開催都市をモチーフにしたものも少なくない。
また、2000年代後半には、クリエイターとのコラボ作品や小児病院への寄付を目的としたシリーズも登場。民族文化や伝統的な風習に由来する素材と配色アレンジなど多様なコンセプトモデルがエア マックス 95の潜在能力を解放した。
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【ナイキ エア マックス 95、期間限定イベント】
その1 ナイキ、エア マックス 95をたどる旅…期間限定展示、原宿で開催
その2 ナイキ、エア マックス 95のモチーフは「人体」
その3 ナイキ、エア マックス 95の希少種、1996年ブラックレザー「AIR TOTAL MAX」など展示
《編集部》
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