8月7日に全国高校野球選手権は大会2日目が行われ、第4試合で静岡と東海大甲府が対戦した。共に打線が爆発した試合は終盤までもつれたが、八回に1点を勝ち越した東海大甲府が8-7で勝利。静岡は惜しくも届かなかった。
初回から1点を取り合う激しい展開で幕を開けた試合は、三回表に東海大甲府が4点を取り5-2とリードするも、直後に裏の攻撃で静岡も2点を返す。その後7-4と再び静岡はリードを広げられたが六回、七回に得点し終盤ついに追いつく。
試合を振り出しに戻された東海大甲府は八回、ノーアウト一塁、三塁の好機で2番・福武修が勝ち越しの適時打を放った。2年生のひと振りで再びリードを奪うと、七回から登板した松葉行人投手が八回、九回を無失点に抑え逃げ切った。
どちらが勝つか最後まで分からない熱戦に、「東海大甲府、静岡の試合は1回戦とは思えない熱戦」「富士山ダービー、乱打戦だった」「東海大甲府と静岡の試合熱かったな!!」「最後まで展開が分からずどちらが勝ってもおかしくない中、両チームとも戦っている姿はとても印象的でした!」「最後まで結末が分からないいい試合だった」など、高校野球ファンも大盛り上がりだった。
堅実なチーム作りに定評ある東海大甲府。果たして今年はどこまで勝ち進めるか。
《岩藤健》
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