カカクコムは、同社が運営するランキングとクチコミのグルメサイト「食べログ」で、ランチのお店探しやランチクーポンの利用動向について、アンケート調査を実施した。
ランチのお店選びは「インターネット」が6割以上で最も多く、「いつものお店に行く」「街で気になったお店に入る」が各4割程度となっている。掲載店のランチを割安で食べられる「クーポンブック」の利用は1割弱だった。「インターネット」「職場の人に教えてもらう」「フリーペーパー・雑誌」「クーポンブック」「クーポンがあるお店を探す」といった項目は女性の方が多かった。 エリア別で見てみると、街頭で決めたり、職場の人に教えてもらう割合は首都圏の方が多く、地方エリアはフリーペーパー・雑誌、クーポンブックなどを活用する傾向が見られた。
店選びで重視するポイントは、男女ともに「味」が7割超で最も多かった。そのほかの項目では、男性は「安さ、コストパフォーマンス」「ボリューム」などで女性を大きく上回り、女性は「メニュー」「雰囲気」などで男性を上回る結果となっている。
ランチの店選びでもっとも重視することを、外食ランチの予算別に集計したところ、予算が増えるにつれて、味を重視する比率が上がり、特に「1,000円以上」の半数超は、味を最も重視しているという結果となった。
ランチの割引クーポンサービスは、男女ともおよそ6割の人が知っているという結果となり、ランチクーポンの利用経験は53.5%で、女性では6割にのぼった。また地域エリア別に利用経験を見ると、首都圏の48.3%に対して地方都市部では58.4%、その他の地方では57.6%となり、地方エリアの方がクーポンを積極的に利用する傾向があるようだ。
使ったことがあるランチクーポンの種類は「グルメサイトのクーポン」が最も多く、次いで「お店に行ったときにもらったクーポン」となった。「お店に行ったときにもらったクーポン」は男性の方が多くなっている。エリア別では、「フリーペーパー・雑誌」「クーポンブック」といった紙メディアのクーポンを使う割合はローカルエリアが高めという結果となった。
ランチの店探し、「ネットで調べる」が6割…「食べログ」調べ
《浦和 武蔵》