全国高校野球選手権南北海道大会は7月25日に決勝を行い、北海が北照を3-0で下し4年ぶり36度目の甲子園出場を決めた。この優勝で北海の甲子園出場数は、全国でも単独1位となった。
近年は次々に強豪校が現れ群雄割拠の様相を呈す北海道。北照は3季連続甲子園を目指した東海大四と準決勝で対戦し、エース・大沢志意也に3本のホームランを浴びせ6-5で打ち勝ってきた。
松商学園と並び全国最多タイの出場回数を誇る名門と、今春の選抜準優勝校を破った学校との対戦に注目が集まった決勝は、北海が三回に2アウト満塁から4番・鎌仲純平の2点適時打で先制。投げては先発の山本樹が北照打線を3安打に抑え完封した。
横綱相撲での完勝に「北海強すぎる」「二枚揃った投手陣と全国でも通用するであろう打力。甲子園でも上位進出を期待したい!」「 甲子園で北海らしい野球で暴れてきてほしい」「最近の北海道勢は勝ち進むごとにチーム力が上がる傾向あるから、まずは初戦突破して欲しい」など、優勝旗の津軽海峡越えを期待する声が多い。
高校野球100年の節目に伝統校が旋風を巻き起こせるか。
《岩藤健》
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