【澤田裕のさいくるくるりん】交通事故現場を再訪し、交差点にも問題があることが判明 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【澤田裕のさいくるくるりん】交通事故現場を再訪し、交差点にも問題があることが判明

オピニオン コラム
停止線で止まっていたドライバー(A)が、僕(B)に気づかぬまま黄色の点滅信号で発進。直進する僕の進路をふさいだ
  • 停止線で止まっていたドライバー(A)が、僕(B)に気づかぬまま黄色の点滅信号で発進。直進する僕の進路をふさいだ
  • 斜め右に進むため、停止線で止まるタクシー。日陰が作る闇に紛れているのがわかる
  • そのタクシーが動き出したところ。いきなり視界に入ってきたかのように感じるはずだ
  • GPSの走行記録を「ルートラボ」で再現したところ。誤差があるため軌跡が車道外にはみ出しているものの、速度は正確だ。衝突後に軌跡が揺れているのも誤差のせい
土曜(7月11日)の昼過ぎ、自転車で移動中に交通事故に遭って救急車で病院に運ばれ、応急処置を受けたところまでを前回のコラムで紹介しました。今回はその後の警察での事情聴取と、現場を再訪してわかったことを綴ります。

聴取は本人確認から始まり、核心となる事故現場の状況へと話が移ったところでまずは信号について。これは青であることを確認していたので、すんなりと答えます。さらに現場でドライバーが警官に語っていた、「(自分は)右折車専用信号が黄色の点滅だった」との証言も加えます。続いて走行位置の確認。こちらも第一通行帯(最も左側の車線)の左寄りでしたから、それを回答しました。

記憶が怪しくなってきたのはこのへんから。「右からやってきた乗用車が停止せず、そのままこちらに向かって…」と前回のコラムに記したところです。なぜ右折車両を「右からやってきた」と思ったのか。現場を再訪してわかったこともありますので、それは後述します。


斜め右に進むため、停止線で止まるタクシー。日陰が作る闇に紛れているのがわかる

走行速度を聞かれた際には「おそらく時速30kmほど」と答えつつ、正確な速度がわかることも伝えます。当日はいつものようにGPSを起動させていましたから、あとで走行記録を確認すればいいからです。自宅に戻って調べたところ、時速29kmであったことがわかりました。

【交通事故現場を再訪し、交差点にも問題があることが判明 続く】
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