お洒落な都市型自転車ライフを提案しているフランスの雑誌「steel」が、パリに自転車アイテム&カフェを組み合わせたショップをオープンした。
2011年にスタートしたsteel。 自転車をキーワードにしたライフスタイル雑誌で年4回発行、現在11号まで継続している。そして、満を持して2015年4月に「Steel Cyclewear & Coffee Shop」をオープンし、その話題は海を越え、イギリス・ロンドンの自転車ファンの中でも話題となった。
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例年以上の真夏日となったパリ。晴れたパリの街並みは、本当に美しい。しかしながら、日々の生活でエアコンを必要としない生活スタイルのため、ほとんどの建物にエアコンがない。涼しいスーパーマーケットや美術館が、まるでオアシスの様に感じ、ついつい長居してしまう。
パリ・メンズコレクションへ行く機会があったので、話題のお店でゆっくりお茶でもしようと、楽しみに計画を立てていた。連日耐え難い暑さが続く状況下、コレクションの合間を縫って訪れてみたが、店内はもちろんサウナ状態。キリッと冷えたアイスコーヒーを頼みたかったが、まさかのアイスコーヒーがないという結末であった。
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そんな、息をするだけで汗がしたたり落ちるほどの暑さの中、お店を担当するAURELIANさんと雑誌を担当するHUGOさんが、お店を気さくに説明してくれた。
お店は雑誌からも感じられるように、本格的なロードバイクのパーツや自転車アイテムに加え、日常の中に溶け込む自転車ライフスタイルアイテムもそろう。ビギナーからフリークまで、誰もが楽しめる。まさにsteelの雑誌の中に入り込んだようなお店だった。こだわりのコーヒーを片手に雑誌を読む。steelの世界観に思っ切り浸ってみるのも良いかもしれない。
日本でも発売を開始したsteel。フランスの雑誌のため、もちろん中身はフランス語。しかし、フランス語で書かれた記事は別ページにまとめて英語で書かれている。どうしてもビジュアル重視で見てしまうが、クオリティの高いビジュアルは、眺めるだけでも十分楽しめる。
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日本でも発売が開始されているので、日本語掲載も始めて欲しいとHUGOさんに伝え、また次回のパリコレクションの時に、温かいコーヒーを楽しみに来ようと心に決めた私であった。
最新号steel magazine 11は、自転車ガールズ特集。最近は、かっこよく自転車を乗りこなす、自転車ガールの姿もすっかり定着したように感じる。
日本の書店で見かけた時には、ぜひ手にとってみてほしい。