ウェザーニューズは、突発的、局地的に大雨や雷をもたらすゲリラ雷雨に対し、事前対策への意識を高め、被害軽減につなげるため、7~9月の「ゲリラ雷雨傾向」を発表した。
それによると今年は、エルニーニョ現象の影響で、太平洋高気圧の勢力が弱く、湿った空気や上空の寒気の影響を受けやすくなり、全国のゲリラ雷雨発生回数は昨年の1.4倍に増加すると予想。
特に、関東から近畿にかけてが全国の中でも多く、最も予想発生回数が多い関東甲信では昨年の約2倍の1500回以上、雷雨のピークとなる8月には昨年の約3倍のゲリラ雷雨が発生する恐れがあるとしている。
7月下旬は、太平洋高気圧が一時的に強まってゲリラ雷雨の発生が少なくなる時期があるものの、8月は高気圧の勢力が弱まり、全国的にゲリラ雷雨のピークとなる予想。9月になると、台風や秋雨前線の影響を受ける日が増え、ゲリラ雷雨の発生は減少するものの、雷を伴う短時間強雨や大雨には注意が必要としている。
《編集部@レスポンス》
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