イタリアのルカ・パオリーニ(カチューシャ)が、2015年ツール・ド・フランス期間中の7月7日に採取されたサンブルからコカイン(ベンゾイルエクゴニン代謝物)検出と疑われる分析報告を受け、UCI(国際自転車競技連合)から7月10日に暫定出場停止処分を受けた。
カチューシャは10日夜にUCIから通知を受け、チームの方針に基づきパオリーニをツールから撤退させた。アンチドーピング規則に基づき、チームはBサンプルの分析結果を待って、今後の対応やコメントを行う。
また、カチューシャはこの問題の解決のためアンチドーピング機関との協力を惜しまないと表明している。
ベテランのパオリーニはチームのエーススプリンター、アレクサンドル・クリストフの貴重なアシストのひとり。今年はクラシックレースのヘント~ウェベルヘムで自ら優勝を挙げている。
この件が、2015年ツールでは初のドーピング容疑発覚となった。
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