【鈴鹿8耐】ケーシー・ストーナー「8耐にずっと出たかった」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【鈴鹿8耐】ケーシー・ストーナー「8耐にずっと出たかった」

スポーツ 短信
2015鈴鹿8耐に参戦するケーシー・ストーナー
  • 2015鈴鹿8耐に参戦するケーシー・ストーナー
  • ホンダ『CBR1000RR』で初のコースイン
  • 2015鈴鹿8耐に参戦するケーシー・ストーナー
  • 2015鈴鹿8耐に参戦するケーシー・ストーナー
  • 2015鈴鹿8耐に参戦するケーシー・ストーナー
  • 雨の中、積極的に走り込むストーナー
  • 雨の中、積極的に走り込むストーナー
7・8日と鈴鹿サーキットで開催されたコカ・コーラ ゼロ鈴鹿8時間耐久ロードレースの公開合同テストに参加したケーシー・ストーナーが同地で記者会見を行い、初挑戦となる8耐への意気込みを語った。

世界最高峰のMotoGPで2度チャンピオンに輝いたストーナー。2012年いっぱいで現役を引退。それ以降、国際格式のレースに参戦するのは久しぶりのことである。

会見に登場したストーナーは「鈴鹿8耐はずっと出場したいと思っていたレースだから、ここに来られて嬉しい」と満面の笑み。現役時代はスケジュールの都合で参戦できなかった鈴鹿8耐に、今年やっと挑戦できる。その喜びを噛み締めている様子だった。

「同郷のライダーや仲間から8耐の魅力を何度も聞いていたので、以前から8耐に出たいとずっと思っていた。ただMotoGPとのスケジュールの関係で出たくても出られない状況が続いていたので、改めてこのタイミングで出場の機会を与えてくれた皆に感謝しているよ」

現役を退いてからは、レーシングバイクに乗る機会はほとんどなかったという。そのため今回の8耐テストが久しぶりの本格走行。「たくさん走って自分のポテンシャルを引き出していきたい」と語っていたが、2日間ともウエットコンディションになり、予定していた通りの走り込みができなかった。それでもドライになった2日目午前には2分09秒204(筆者調べ)のベストタイムを記録。チームメイトの高橋巧、マイケル・ファン・デル・マークに引けをとらない走りをみせた。

最後に記者団から、これを機に現役復帰はあるのかという質問があったが、ストーナーはきっぱり「今回のみの復帰」と名言。「ここまで応援していただいたファンの皆さんには感謝している。ただ基本的にライダーとして本格的な復帰を果たす予定は今のところない。まずは8耐参戦を楽しみたいし、みんなの期待に応えられるような走りができるよう準備したい」と答えた。

注目の2015コカ・コーラ ゼロ鈴鹿8時間耐久ロードレース第38回大会は、7月23日に開幕し、決勝は26日に行われる。最初で最後となるかもしれないストーナーの8耐参戦。その勇姿から目が離せない。
《吉田 知弘@レスポンス》

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