ナイキジャパンは7月7日、東京都内でプロトレーナーを対象にした「NIKE TRAINING SESSION」を開催。ゲストにサッカーJリーグの浦和レッドダイヤモンズから李忠成と那須大亮らを招いたトークショーが行われた。
司会者から「90分闘うために必要なトレーニング」について質問がされた。
レッズでFWを務める李。「FWは先に動けて、DFはそれについていく感じだと思う。(FWが)先に動いたからには(DFを)もっと離さないといけない。止まった時から動くまでの速さ、その後の速さだったり、考え方の速さだったり、そういったところを意識して(トレーニングをして)います」と話す。
DFの那須は、「DFは相手にあわせることが多い。ボールを持ったらひとつのミスが失点につながってしまうポジションなので、90分間集中力が求められる。緊張感を持って、短い時間の中で集中して練習することが週末の試合につながってくる」と日々の積み重ねが重要とする。
パーソナルトレーニング指導を行っている木場克己トレーナーは、サッカー選手を指導するポイントを「1年間を通してどこの筋肉が張ったとか、どういうケガにつながったとか、そういう部分から弱点が見えてくる。弱点を強化しないといけない。インナーマッスル、アウターマッスルの連動ができていないとケガにつながる」と解説した。
李は今後の目標について年間チャンピオンの獲得の他、「クラブワールドカップに出られる可能性もあるので、(リーガ・エスパニョーラの)バルセロナと1回でいいからやってみたい」とスペインの強豪との対戦を望んだ。
《五味渕秀行》
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