全英オープンテニス男子シングルス3回戦は、大会8度目の優勝を目指すロジャー・フェデラーが、サム・グロスを6-4、6-4、6-7、6-2で下しベスト16に駒を進めた。今年も芝の王者は順調に勝ち進んでいる。対戦相手のグロスは世界ランク69位ながら、世界最速163.4マイル(約263キロ)のサーブを持つビッグサーバーだ。芝では脅威となるタイプだけに、大番狂わせの可能性もあったがフェデラーは巧みな技術で勝負所のポイントを確実に取っていく。2セットアップから第3セットはタイブレークで落としたものの、最後まで集中力を切らさなかったフェデラー。4セット戦いダブルフォルトひとつ、アンフォースドエラー8つの安定感で貫禄を見せつけた。決勝に向けまた一歩前進したフェデラーに、「まさにオールタイム・ベストの選手」「ウィンブルドンに愛されている」「素晴らしい勝利。グロスは危険な相手だったけど、さすがのテニスだった」「間違いなく世界で最高の選手。そして次のウィンブルドン王者」「8回目の優勝が見えた!」など、ファンも2012年以来の優勝を期待している。昨年は決勝でノバク・ジョコビッチとフルセットの激闘を演じ、惜しくも敗れたフェデラー。今年こそ歴代単独最多となる8度目の優勝なるか。Roger Federer's weekend starts here. He’s through to the fourth round of #Wimbledon with a 6-4, 6-4, 6-7, 6-2 win over Samuel Groth: http://bit.ly/W15D6FedererPosted by Wimbledon on 2015年7月4日