現在UCIワールドツアー個人ランキング首位に立つスペインのアレハンドロ・バルベルデ（モビスター）だが、2015年ツール・ド・フランスでは若きチームメイト、ナイロ・キンタナを全力でアシストすると誓った。
昨年のツールでは総合4位に入り、今年はアルデンヌクラシックで活躍したバルベルデだが、今大会での自らのチャンスは限られていると語っている。
「彼（キンタナ）は調子をつかんでいるし、今年のツールの上りのルートはかなり彼向きだ。理論上は最強の男だね。もちろん、強力なライバルはいるから、難しいだろう。たくさん戦わないといけない… でも、僕たちには強いチームがいる。僕はできる限り彼をサポートする」
「僕たちははっきりとした目標を胸に秘めてやってきた。ナイロでツールを勝つことだ。レースは長いし、みんなにチャンスはある。でも第一の目標が、一番大事だ。彼がパリでマイヨジョーヌを着ることが、僕たちの最優先だ」
「僕向きのステージもいくつかある。月曜日（第3ステージ）のユイとかね。僕の戦法がチームの総合戦略に反しないなら、自分のチャンスのために戦う。僕たちはナイロとともに先頭に残り、できる限りタイムを失わないことを目指している。2枚のカードを使うためにね。でも、彼が難しい状況を打開するために僕の全力を必要とするときは、ためらいなくすべてを捧げるよ」
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