響尤は、コンバットトレーニング（兵法）をeスポーツに展開した学生向け「e-コンバットコンペティション」を開催すると発表した。
「e-コンバット」とは、数百年進化していない武道具の不完全さを、コンピュータ通信システムによって補うべく開発された「雷鳴システム」をプラットフォームとした新しい競技だ。コンペティションでは、自由な発想で新規性があり、実用性に優れたアイデア企画やゲームデザイン、キャラクター・音楽を学生から広く募り、ともに開発する。
まずは、トータルコンセプトデザインを一名につき二案”まで募集する。部門は「遠隔兵法:ゴーストブラストの部（電脳射撃訓練用具）」と、「近接兵法:電脳具足雷鳴ψGUIデザインの部」の二部門。「ゴーストブラスト」とは、エアガンを用いてBB弾を飛ばし、遠隔での技を磨くためのシューティングゲームシステム。電脳具足雷鳴ψをアトラクション向けに改変している。
初代ゴーストブラストは、圧力センサーボードのセンサ部分に記号が描いてあり、モニタ画面の指示に従って、画面と同じ記号が描かれているセンサーボードを撃つ競技。センシングボード付き無線通信子機は、4×4＝合計16箇所のセンシングエリアを設定可能。今回は最大で4平方センチメートルの圧力センサを一つのエリアに割り当てる事を想定している。
審査には、ゲームクリエイターの板垣伴信氏、児玉光生氏やeスポーツの第一人者の筧誠一郎氏などが参加する。監修は、宮本武蔵継承 二天一流 東京支部。応募資格は、「東京近郊に在住し、受賞後、責任を持って開発に当たれる」「応募書類に、明確な制作プランを明記できる」「所属する学校または組織が、制作プロジェクトに協力的である」の3点を満たす学生。
募集期間は、2015年7月2日（木）～9月3日（木）。
《美坂柚木》
page top
