アフリカチームとしてツール・ド・フランスに初出場する南アフリカのMTNクベカが6月23日、ツール出場メンバーを発表。9人中5人が、アフリカ大陸出身選手となった。
ワイルドカードとしてツールに招待されたMTNクベカ。6月2日に11人のメンバー候補を発表していたが、クリテリウム・デュ・ドーフィネでのチーム全体の好パフォーマンスを経て、9人のメンバーを選出した。
アフリカのエリトリアからは、21歳の若手メルハウィ・クドゥスとドーフィネで山岳賞を獲得したダニエル・テクレハイマノのふたりが、同国初のツール出場選手となる。
南アフリカからはルイス・メインチェス、ジャック・ジャンスファンレンスブルグ、レイナールト・ジャンスファンレンスブルグの3人が出場する。
その他ヨーロッパ・アメリカ勢では、ツールでステージ2勝のエドバルド・ボアッソンハーゲン、3大ツールすべてでステージ優勝経験のあるタイラー・ファラー、タイムトライアルを得意とするスティーブ・カミングス、アタッカーのセルジュ・パウエルスが名を連ねる。
補欠メンバーには、ナトナエル・ベルハネとヨウセフ・レギギの2人が選ばれている。
MTNクベカはツール期間中に5000人の子どもたちに自転車を贈るキャンペーンを行い、ツールを通してそれをアピールする。
●2015年ツール・ド・フランス MTNクベカ出場メンバー
エドバルド・ボアッソンハーゲン（ノルウェー）
スティーブ・カミングス（イギリス）
タイラー・ファラー（アメリカ）
ジャック・ジャンスファンレンスブルグ（南アフリカ）
レイナールト・ジャンスファンレンスブルグ（南アフリカ）
メルハウィ・クドゥス（エリトリア）
ルイス・メインチェス（南アフリカ）
セルジュ・パウエルス（ベルギー）
ダニエル・テクレハイマノ（エリトリア）
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