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宇宙産業から生まれた技術…ナイキ フライウィーブ テクノロジー開発の歩み

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宇宙産業から生まれた技術…ナイキ フライウィーブ テクノロジー開発の歩み
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ナイキは、特定の動きに適したサポートを提供するアッパーシステム「フライウィーブ」の開発の歩みを公開した。

同社は1972年の創業以来、世界のトップアスリートのニーズに応えるため、先見的かつ技術的にも進んだプロダクトをデザインしてきた。このような進化への意欲は、「フライウィーブ」の開発にもつながっている。

素材を精密に織り上げて作られるフライウィーブは、足の自然な動きを最大限に生かし、第2の皮膚のように働く繊維のアッパーだ。1枚の素材を織り上げる製造工程は、素材を切断し、縫製するシューズの製法を一変。フライウィーブ製法は、デザイナーが個々のアスリートや各スポーツ特有の耐久性、強度、安定性に関する情報を入手し、それらの要望に応えるよう開発されている。

ナイキのデザイナー、トーマス・ベルは4年前、宇宙産業で広く使われていた高度な繊維に関心を持っていた。軽量で耐久性のあるナイロンを使用して精密なバッグをデザインしていた経験もあったことから、ベルは、人の命をも救えるプロダクトの強度、信頼度、機能性を持つ布帛素材に興味を持ち、自分の実験に用いる事にした。

「ナイキクラフト」バッグの本体には、ゴアテックス、ケブラー、 Nomexの複合材で、 微小流星物体からも体を守る、オーソファブリックと呼ばれる素材が使用されている。底の部分には、アメリカの火星探査計画(マーズ・パスファインダー)ミッションの着地時のエアバッグに使われた事で有名なヴェクトランを使用。ベルは、数えられないほどの素材を試してきた経験を活かし、素材技術を改良する実験を行った。そして、その実験の結果、フライウィーブが生まれた。

通常のテキスタイルは、「編み物」か「織物」のいずれかだ。様々な業界でデザイナー達は「ニット」や「布帛」にこだわり、2012年にスポーツシューズの新しい設計方法「ナイキ フライニット テクノロジー」が生まれた。編む事により糸はたくさんの輪をなしていき、並んだ輪が絡み合っていく事により、ステッチが出来上がっていく。こうした編み物の基本から、ナイキ フライニット テクノロジーが誕生した。

ナイキ フライニット テクノロジーは、以前の生産工程より廃棄物を削減することができ、鮮明なデザインを生み出す新しいフットウェアの製法となった。最初は、ランニングシューズとして登場したナイキ フライニットは、ベースボール、バスケットボール、サッカー、トレーニングなど、複数のスポーツ向けに使用されている新鮮で美しいシルエットを生み出す新しい製法として確立。ベルは、編み物よりも強く複雑な工法である布帛繊維の開発に、ナイキの「ニット」における会社全体の経験を生かし、フライウィーブの誕生を導いた。

コンピューターを活用した技術により、デザイナーはメガピクセルレベルで個々のフライウィーブのアッパーをカスタマイズすることができる。素材の織りを調整できるため、中綿を入れて快適性や安定性を高めるための小さなポケットなどを追加することも可能だ。例えば、シュータン部分のフライウィーブの開口ポケットにフォームのクッション材を挿入し、足の甲の舟状骨への衝撃を抑えることもできる。

同社は、昨年「エア ジョーダン 29(バスケットボール)」「ナイキ TW’15(ゴルフ)」「ナイキ CJ エリート TD クリーツ(アメリカンフットボール)」「ナイキ CJ3 フライウィーブ トレーナー(トレーニング)」の4つのシューズに、フライウィーブを使用している。ナイキ バスケットボールのフットウェア デザイン ディレクターであるレオ・チャンは、ベルと一緒に長い時間をかけて新しいフライウィーブ製のバスケットボールシューズを作り出し、まもなく発売となる。

同社の革新的なフットウェア テクノロジーの基本にあるのは、何世紀にも渡って存在する編み物や織物の技術だ。先駆的なデザイナー達は、革新を求めるDNAから生まれた素材や製法を用い、技術をさらに進化させ続けていく。
《美坂柚木》
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