ドイツ・ブンデスリーガのドルトムントは6月3日、トーマス・トゥヘル新監督の就任会見を行った。
ブンデスリーガ制覇、欧州チャンピオンズリーグ準優勝など、輝かしい一時代を築いたユルゲン・クロップ監督の後任として新監督には注目が集まる。
まばゆいフラッシュが焚かれる中、トゥヘル監督は「この会見を持って正式に監督になることができとても嬉しい」と語り出した。「休養を終えたらブンデスリーガのビッグクラブを率いたいと考えていた。伝統があり、優勝候補になれるようなクラブをね。私にとってドルトムントはすべての大会で優勝候補になれるクラブだ。特にブンデスリーガではね」と、さっそく来シーズンへの野心も覗かせた。
サッカーは監督が替わればチーム戦術も様変わりし、それによって起用法や求められる役割も大幅な変更がある。マンチェスターでそのことを痛感した香川は、少しでも早く新監督のやり方に順応したいだろう。
マインツ時代には戦力的に恵まれているとは言えなかったクラブを、リーグ5位まで引き上げたトゥヘル監督。ドルトムント再建の期待がかかる。
《岩藤健》
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