2015年ジロ・デ・イタリアで総合優勝を飾ったスペインのアルベルト・コンタドール。所属するティンコフ・サクソの名物チームオーナー、ロシア人実業家のオレグ・ティンコフ氏も髪の色をリーダージャージのマリアローザと同じピンク色に染めて喜びを表した。
選手たちと一緒に表彰台に上がったティンコフ氏は、コンタドール、そしてアシストととして奮闘した選手たちを称えつつ、早くも次の目標として7月開催のツール・ド・フランスに目を向けていた。
「2007年に私のチーム、ティンコフ・クレジットシステムを立ち上げたとき、ジロのことが頭にあった。私は1年の大半はイタリアに住んでいるし、この国が大好きだ。そして今、アルベルトともにジロ・デ・イタリアのすべてを勝ち取ったんだ」
「とても厳しかったレース中の、みんなの健闘を祝福したい。決して簡単ではなかった。彼らはアルベルトのために自分を犠牲にし、ロジャースやクロイツィゲルのような選手は自分の目標を後にして、キャプテンをサポートした」
「アルベルトのことはとてもうれしいし、最高の瞬間だ。現時点で我々が一番だし、ここでいい5月を過ごせた。これからお祝いし、その後は7月に目を向ける。ツール・ド・フランスで必ず一番になるためにね」
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