WOWOWは、6月2日午後8：55からWOWOWライブにて、全仏オープンテニス大会第10日を生中継すると発表した。
パリ近郊のブローニュの森に隣接するローランギャロスにて、行われているグランドスラム第2戦「全仏オープンテニス」。WOWOWライブでは、6月7日（日）まで、現地の模様を連日生中継する。大会第10日となる6月2日は、ベスト4をかけた男子シングルス準々決勝「錦織圭（日本）vsジョーウィルフライ・ツォンガ（フランス）」をWOWOWライブにて午後8：55から生中継する。
第5シードとして出場する日本のエース、錦織圭は大会第8日に登場。ロシアのティムラズ・ガバシュビリとベスト8をかけ対戦し、ストレート勝ちを収めた。日本人男子として82年ぶりにベスト8進出を果たした錦織圭が試合後現地で会見を行った。
●雨で集中力が途切れそうになったところもあると思うが、実際はどうだったか？
錦織「問題はなかったと思います。少しやりづらいシチュエーションではありましたし、久しぶりに待機をしながら、試合中もけっこう雨が強く降っていた時もあったので、球が重くなったり、少しこの前の何試合かとは違うシチュエーションだったので、集中力をより強く高めないといけない場面は多くあったと思います」
●今回の試合は1回サービスゲームをブレークされた以外は、非常にサービスゲームが安定していたが、第一サーブなど安定を考えて入れていったのか？
錦織「風もあり球も重かったので、なかなかエースを取っていく状況ではなかったので、スピンサーブもいつもよりは少し混ぜていたと思います。サーブは最後の方は少し入らない場面もありましたけど、ほぼ良かったと思います」
●錦織選手のプレースタイルがクレーに新しいものを持ち込んだような言われ方をしているが、それはかなり狙ってというか、取り組んできたことなのか？
錦織「去年からクレーでの戦い方はやっぱり変えているので、それがこうやってクレーでの閃きを覚えた瞬間でもあります。自分のテニスが良くなったプラス、テニスを変えてきた、取り組み方をクレーで変えてきたおかげっていうのが、今クレーで活躍できているキッカケだと思います」
●ツォンガ選手との対戦は、地元の選手と戦う難しさがあると思うが、どう考えているか？
錦織「地元の選手の怖さっていうのは少なからずあるので、特にフレンチオープンの応援っていうのはなかなかすごいので。でも不得意な相手ではないです。クレーで対戦した記憶がないので、どんな展開になるのかは最初の数ゲームで、感じながらプレーしていかなければいけないと思います」
《美坂柚木》
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