オーストラリア、アデレード発。前方と左右の3方向を明るく照らして安全を確保する新しい自転車用ライト「DING」が、クラウドファンディングのキックスターターに登場した。
6月1日から施行される改正道路交通法。自転車にとってより厳しいルールが課されることになる今回の改正。自転車は軽車両とはいっても、夜中に車道を走るのは危険なこと。少しでも自転車の存在をクルマの運転手に知らせ、交通事故をなくすために、アデレードのDesign Brainsが開発した自転車用ライトがDINGだ。
多くの自転車事故が、自動車の左折時に起こっていることに注目して作られたDING。最大の特徴は、左右両方向にも光を照らせること。これにより走行中のクルマに対して、自転車の存在を認識させることが可能になる。
さらに、ひとつのライトで前方と足元、両方向にビームを照射させることに成功。より広い範囲で、強力に道路を照らすことができるようになった。
目標投資額は8万ドル。26日間を残して、現在2万500ドルと180人の投資者を獲得している。目標額を達成して、製品化が実現されるかどうかはこれからの伸びにかかっている。
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