中日ドラゴンズの和田一浩外野手が5月26日、今シーズン初めての1軍昇格を果たす。交流戦に合わせチームに戻ってきたベテランには、あと15本と迫った2000本安打の期待もかかる。
昨シーズン2000本安打まで残りわずかとなり、達成は時間の問題と見られていた。だが8月6日に受けた死球で右手首を骨折すると、そのままシーズンを終了してしまう。
待ちに待った復帰に「これでDHは和田さんなのかな」「最初は代打orDHでの出場になるだろうね」「DHで良いからスタメンなんないかなぁ」と、ファンからは交流戦の楽しみができたという声が多い。
大学から社会人を経てプロ入りした選手は、プロでの実働期間が短く、通算記録では不利になる。過去に大学と社会人を経験した選手の2000本安打は落合博満(2371安打)、古田敦也(2097安打)、宮本慎也(2070安打)の3人しかいない。
和田は記録達成して球史に名を残せるか。
《岩藤健》
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