【F1 モナコGP】終盤の波乱でロズベルグがモナコ3連勝…ホンダはバトンで今季初ポイント | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【F1 モナコGP】終盤の波乱でロズベルグがモナコ3連勝…ホンダはバトンで今季初ポイント

新着 ビジネス
モナコGP3連覇を成し遂げたロズベルグ
  • モナコGP3連覇を成し遂げたロズベルグ
  • 2015F1モナコGPスタートシーン
  • F1モナコGPの様子
  • モナコGP3連覇を成し遂げたロズベルグ
  • 途中までトップを快走していたハミルトン
  • F1モナコGPの様子
  • 2位に入ったセバスチャン・ベッテル
  • マクラーレン・ホンダ初入賞を決めたバトン
2015年F1第6戦モナコGPの決勝レースが24日に行われ、ニコ・ロズベルグ(メルセデス)が優勝した。

晴天に恵まれたモンテカルロ市街地コース。今年も多くのセレブたちが集まり、華やかな雰囲気の中で78周のレースがスタート。予選でポールポジションを獲得したルイス・ハミルトン(メルセデス)が序盤から調子がよく、少しずつ後続を引き離していく。一方、2番手のロズベルグはモナコを得意としているだけにハミルトンとの接近戦になるかと思われたが、後に続くセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)以降のマシンに追われ、やや苦しいレース運びとなった。

中盤でのピットストップも終えても勢いが衰えることがないハミルトンは、20秒までリードを広げ2008年以来となるモナコGP制覇も確実かと思われた。ところが終盤になって予想外の事態が発生してしまう。

63周目、10番手を争っていたロマン・グロージャン(ロータス)とマックス・フェルスタッペン(トロ・ロッソ)が1コーナーで接触。フェルスタッペンはそのままクラッシュバリアに激突したが、幸い本人に怪我はなかった。これによりセーフティカーが導入される。

この時点で25秒のリードを築いていたハミルトンは2回目のタイヤ交換を決断。先頭でコースに復帰する予定だったが、思ったより時間がかかってしまいロズベルグとベッテルの先行を許すことに。残り8周でレースが再開されるが、狭いモナコでは逆転のチャンスがなく、順位はそのまま。最後に思いもよらぬ形でチャンスを手に入れたロズベルグが今季2勝目、そしてアイルトン・セナ(1989年~1993年の5連勝)以来となるモナコGP3連覇を成し遂げた。

マクラーレン・ホンダは、10番手からジェンソン・バトンが粘り強い走りで順位を上げ8位でチェッカー。陣営としては初のポイントを獲得。フェルナンド・アロンソも快調に周回を重ねたが、42周目にマシントラブルでリタイアとなってしまった。

2015 F1 モナコGP 決勝結果
1.ニコ・ロズベルグ(メルセデス)
2.セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)
3.ルイス・ハミルトン(メルセデス)
4.ダニール・クビアト(レッドブル)
5.ダニエル・リチャルド(レッドブル)
6.キミ・ライコネン(フェラーリ)
7.セルジオ・ペレス(フォース・インディア)
8.ジェンソン・バトン(マクラーレン)
9.フェリペ・ナスル(ザウバー)
10.カルロス・サインツJr(トロ・ロッソ)


リタイア.フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)
《吉田 知弘@レスポンス》

編集部おすすめの記事

page top