グローブライド通期決算、売上増も繰延税金資産の積み残しを要因に44.3%減益 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

グローブライド通期決算、売上増も繰延税金資産の積み残しを要因に44.3%減益

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グローブライド イメージ(ホームページキャプチャ)
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グローブライドの2015年3月期の連結業績(2014年4月1日から2015年3月31日)は、売上高が741億円(前年同期比10.0%増)、営業利益が28億円(前年同期比22.5%増)、経常利益が29億円(前年同期比66.7%増)、純利益が16億円(前年同期比44.3%減)とした。

2016年3月期の連結業績予想(2015年4月1日から2016年3月31日)は、売上高が765億円(前年同期比3.2%増)、営業利益が29億円(前年同期比2.6%増)、経常利益が25億円(前年同期比14.3%減)、純利益が14億円(前年同期比12.7%減)と見込んでいる。

グローブライドは、独自のテクノロジーを活かした新製品の投入や市場に密着した販売促進活動などに積極的に注力した。その結果、売上高は前期比10.0%増となった。

一方、利益面では、売上拡大に向けた先行投資費用の増加や、円安に伴う輸入コストの上昇があったが、増収効果や製造コストの改善で吸収。営業利益は前期比22.5%増、経常利益は前期比66.7%増となった。

また、当期純利益は、前期における繰延税金資産の積み増しがあったことなどから前期比44.3%減となった。

セグメントの業績は、日本、欧州、アジア・オセアニアでは前期比増となったが、米州ではセグメント利益が前期比40.9%減となった。
《浜田哲男》

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