2015年度最初の東京都自転車競技連盟によるイベント「ケルメスTOKYOin西武園ゆうえんち」が開催された。
東京都自転車競技連盟では子供たちへの自転車競技の普及、安全なライディングやマナーを浸透させる目的で例年イベントが開催されていたが、ステップアップとしてより競技志向に振った内容で本年も複数回の開催が予定されている。
昨年も参加したリーピタ―のキッズ達も多く参加していたが、今回は初参加者も多かった。
小学校低学年の初参加は毎回いるが、今回は中学生以上の初参加も多く、既に競技に参加している中高生に加え最近、興味を持ちサイクルスポーツに踏み入れたという参加者もいた。
以前は家族毎による低年齢層に参加者が多く、学年が上がるごとに他スポーツへ転向していく傾向が強くジュニア世代になると選手層が薄かった印象があったが、今回の参加者の顔ぶれを見るとその傾向は薄れ自転車競技をジュニア世代のスポーツとして選択する中高生も増えてきたようにみえる。
東京都自転車競技連盟では今年度も5回のケルメスを予定しており、その他に子ども向け、大人向けの自転車学校、オフロード競技やロングライド企画等を用意している。
家族で始める趣味としてはもちろん、中高生が競技を志す窓口にもなり得るだろう。
《高橋智宏》
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