2013年の世界一から昨年は地区最下位。屈辱を味わったレッドソックスは、王座奪還に向けオフに大補強を敢行。ハンリー・ラミレス、パブロ・サンドバルを獲得し、強力クリーンナップを作り上げた。
4番レフトで出場したラミレスは、さっそく期待どおりの働きを見せる。五回の第3打席、カウント0-1から真ん中のボールを叩きレフトへの1号ソロホームランでフィリーズを4-0と突き放した。九回に回って来た第5打席ではランナー3人置き、内角低めの球をフルスイングしてレフトスタンドまで運んだ。
ラミレスは4打数2安打2本塁打5打点1四球だった。投手が完封リレーで抑え、期待された主砲が打つ。理想どおりの勝利に、「開幕戦8-0勝利。最高のスタートだ!」「これは本当に最高のチームだ。安心して見ていられたよ」「これ以上ない開幕戦だった」「このままいこうぜ!」「今年は期待してもいいかな」など、ボストンのファンも手応えを感じていた。
少し気がかりなのはラミレスの前後を打つ3番デビッド・オルティーズ、5番サンドバルに当たりが出ていないことだ。ともに3三振でノーヒット。このクリーンナップが完成すれば、混戦のアメリカン・リーグ東地区で一歩抜け出す可能性が高いだけに、2人の打棒にも期待がかかる。
Dustin Pedroia and Hanley Ramirez blast 2 home runs each as #RedSox shut out Phillies on #OpeningDay.
Posted by Boston Red Sox on 2015年4月6日