オリックスのキャプテン糸井嘉男外野手が、開幕から1勝8敗と不振に陥っているチーム状況を危惧し、休日返上で練習を行った。
ほっともっとフィールド神戸の室内練習場には、もくもくとバットを振り込む糸井の姿があった。今季からチームのキャプテンを務める糸井は打率.147と低迷。チームの不振と自信のふがいない成績を考えると体を動かさずにはいられなかった。
これに対して、「糸井が打てていないのはチーム状況に直結している」「チャンスでまるで打ててないからな」「どうしちゃったんだろ。あんまり不振になるイメージのない選手なんだけどな」「キャプテンとして責任を痛感しているんだろう」など、糸井の状態を不安視するファンの声が多数。
9試合を終えて借金は早くも7。まだまだシーズン序盤とはいえ、このままの状態が続けば上位との差はますます広がるばかりだ。優勝候補に挙げられながらも、その実力をほとんど発揮できていないオリックス。いずれにせよ、まずはキャプテン糸井の奮起に期待がかかる。
《浜田哲男》
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