【プロ野球】中日・八木、黒田に投げ勝った!…トライアウトを経て982日ぶりの白星 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【プロ野球】中日・八木、黒田に投げ勝った!…トライアウトを経て982日ぶりの白星

スポーツ 短信
野球ボール イメージ
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4月4日の中日対広島戦は、中日が黒田博樹を打ち崩し3-0で勝利した。中日先発の八木智哉はトライアウトから入団し、982日ぶりの白星を手にした。

昨シーズンまで現役メジャーリーガーとして投げ、オフには20億円近いオファーを断って広島に帰ってきた黒田。対する八木はオリックスから戦力外通告を受け、トライアウトで中日入団が決まった。対称的な2人だが、マウンドに上がってしまえば、メジャーも戦力外も関係ない。

八木は初回いきなり2番・菊池涼介にツーベースヒットを打たれるが、後続を断ち無失点で切り抜ける。五回にも2本のヒットで得点圏にランナーを背負ったが、粘りの投球でホームは踏ませない。すると裏の攻撃で中日打線が黒田をつかまえる。

ヒットで2アウト一塁、二塁として1番・大島洋平がレフトへタイムリーツーベースヒット。2人が生還し2点を先制する。さらに2番・亀澤恭平も続き中日、一気に3点を先制する。

援護点をもらった八木は六回、七回を無安打に抑え、マウンドを2番手の又吉克樹に譲る。又吉はフォアボールをひとつ出したが、後続を3人で切り無失点。最後は福谷浩司が九回を締め逃げ切った。

八木は7回4安打10奪三振、四死球なしだった。3月29日の阪神戦では三回まで順調に抑えながら、四回に崩れ4失点で負け投手になっていた。今回も五回にピンチを招いたが、しっかり抑えて勝利した。

開幕3連敗からホームに戻って5連勝。勢いがついたチームにファンは「いい流れ、ドーム6連勝といこう!」「まさかの展開…いい雰囲気いつまでも」「強いドラゴンズが戻りつつある!」「おめでとう!八木投手もおめでとう!貯金2なんて久しぶりだね!」「明日も勝って6連勝だね」など、好調を喜んでいた。

一方の広島は黒田でも勝てず5連敗。防御率はリーグ2位だが点を奪えない。新たに契約したネイト・シャーホルツが、どれだけ打ってくれるか注目される。

広島との2戦目先発は八木投手、黒田投手との投げ合い、投手戦となりました!!0―0のまま試合が進みますが均衡が敗れたのは5回の裏でした。昨日サヨナラ打を放った好調エルナンデス選手のヒットと藤井選手の送りバント、松井雅選手のヒットでチャンス...

Posted by 中日ドラゴンズ on 2015年4月4日
《岩藤健》

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