スペインのカタルーニャ一周、3月24日の第2ステージはマタロ~オロト間の191.8km。雨の中、モビスターのスペイン人、アレハンドロ・バルベルデとホセホアキン・ロハスがゴールスプリントでワンツーフィニッシュを飾った。
降り続く雨の下、スタート直後に4人の逃げが飛び出し、タイム差は約5分に広がる。メイン集団では、総合首位マチェイ・パテルスキーを抱えるCCCスプランディ・ポルコビッツェが追走を開始する。
ゴール前約10kmの3級山岳の手前でタイム差が1分まで縮まると、逃げの4人からルイス・マス(カハ・ルラル)が単独で飛び出す。しかし、メイン集団ではモビスターがコントロールを奪ってペースを上げ、この上りでマスも含めすべての逃げを吸収する。
この上り区間で集団からはスプリンターが脱落し、最後は101人まで人数が絞られてゴールの街へと突進する。
ゴールスプリントはバルベルデが右側、ロハとが左側から加速し、ワンツーフィニッシュを達成した。バルベルデはチャレンジ・マヨルカに続く2015年シーズン2勝目。3位にはマルティン・エルミガー(IAMサイクリング)が入った。総合首位はパテルスキーが守っている。
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