ニューヨーク・メッツと対戦した3月23日のオープン戦で、マイアミ・マーリンズのマイケル・モースがホームラン2本を含む3打数3安打3打点を記録。オープン戦打率を.379とした。
オープン戦ここまで好調のモースは一回裏、さっそくランナーひとりを置いて打席が回り、カウント1-0から豪快にバット振り抜くと打球は右中間へ。グングン伸びたボールはそのままフェンスの向こうに落ちた。
モースのホームランで先制したマーリンズだが、三回表にメッツが猛攻を見せ8点を奪う。その後もマーリンズは失点を重ね2-12と大きくリードされた6回裏、先頭で打席に入ったモースはまたも会心の当たり。今度はセンターのフェンスを越えるホームランで、持ち前の長打力を見せつけた。
オフにサンフランシスコ・ジャイアンツからフリーエージェントとなり、2年1600万ドルでマーリンズに加入したモース。4番打者として打線を引っ張る活躍にファンは、「これは今年のナ・リーグ東地区面白くなりそうだ」「モースがスタントンの後ろに控える打順は楽しみ」と、バットでの貢献を期待する。
一方3-12で敗れたチームには「なぜこれで負ける!」「まだ何かが足りないようだ」など、スカッとする試合を望む声が聞かれた。なおイチローは6番レフトで先発し、3打数無安打だった。
《岩藤健》
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