ヒジ骨折で戦線離脱しているオーストラリアのサイモン・ゲランス(オリカ・グリーンエッジ)が、4月6日開幕のスペインのバスク一周で復帰する見込みであることが3月19日に発表された。
オフのトレーニング中に鎖骨を折って手術を受けたゲランスは、3月7日のストラーデ・ビアンケで復帰。しかし、集団内で落車に巻き込まれ、腕から着地。復帰初戦でヒジを骨折する不運に再び見舞われた。
当初、ゲランスは来週開幕のカタルーニャ一周での復帰を目指していたが、医師の診断のもとリハビリを十分に行うために復帰を遅らせることになった。
ゲランスは、回復具合と今後について説明した。
「今日、ヒジの骨折を専門家にチェックしてもらったが、残念ながらロードで走れるところまで回復していなかった。したがって、カタルーニャ一周を欠場する必要がある。今のところはローラー台で多くの量の練習を続け、近いうちにロードに戻れることを願っている」
「現時点で、次のレースは数週間後のバスク一周となっている。クラシック後半戦の欠場を決めるのはまだ早すぎる。復帰してから、スケジュールについては決定するよ」
ゲランスは、クラシックレースは2012年にミラノ~サンレモ、2014年にリエージュ~バストーニュ~リエージュで優勝。オーストラリア・ロード選手権も2度制し、3大ツールすべてでステージ優勝経験があるトップ選手だ。
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