【自転車ロード】トレックのニッツォーロ、ゴールスプリントで今季初勝利 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【自転車ロード】トレックのニッツォーロ、ゴールスプリントで今季初勝利

スポーツ 短信
2015年GPノービリ、ジャコモ・ニッツォーロ(トレックファクトリーレーシング)が優勝
  • 2015年GPノービリ、ジャコモ・ニッツォーロ(トレックファクトリーレーシング)が優勝
  • ジャコモ・ニッツォーロ(トレックファクトリーレーシング)
イタリアのワンデーレース、2015年GPノービリが3月19日にスーノ~ストレーザ間の187.5kmで開催。地元イタリアのジャコモ・ニッツォーロ(トレックファクトリーレーシング)がゴールスプリントを制し、2015年初勝利を挙げた。

レース序盤はなかなか逃げが決まらず、約90km地点でようやく大量27人が抜け出す。この逃げは最大約3分のリードを奪うが、残り55kmの1度目のマッシノ・ビスコンティの上りで7人を残して脱落する。

先頭7人も2度目のマッシノ・ビスコンティの上りで吸収され、代わってアレハンドロ・バルベルデ(モビスター)、ダビデ・レベリン(CCC)の2人がアタックする。

しかし、この手ごわいベテラン2人も残り7kmで捕まり、最後は約50人まで絞られた集団での争いに。早めにスプリントを開始したニッツォーロがライバルたちを抑えて、勝利をつかんだ。2位はシモーネ・ポンツィ(サウスイースト)、3位はマルコ・ハラー(カチューシャ)。

2位、3位の成績は多いものの、これまでなかなか勝利に手が届かなかったニッツォーロ。この日は、上りでアシストしてくれたファビアン・カンチェラーラをはじめ、チームメイトに感謝しつつ勝利にホッとしていた。

「最後、僕はバルベルデの後ろについた。彼はロバトを前に連れていくアシストをしていたんだ。でも、僕はラスト300mで取り残されて、遠くから飛び出す以外にチャンスはなかった。長いスプリントだったし、ラスト数mで追い抜かれるんじゃないかと怖かったよ」
《》

編集部おすすめの記事

page top