かねてより代表監督内定と言われてきたヴァイッド・ハリルホジッチ氏の就任が、3月12日に都内で開かれた日本サッカー協会の理事会で承認された。これによりハリルホジッチ氏が正式に代表監督就任、3月27日のチュニジア戦で指揮を執ることが決まった。
2月3日にハビエル・アギーレ前監督を解任した際、協会は次期監督についていくつかの方針を立てた。現職のJリーグ監督は起用しない、世界で戦える経験豊富な指導者を招へいする。だが、そうはいっても条件に合う人材を見つけるのは難しく、監督人事は難航した。
アルジェリア代表を率いブラジルW杯でベスト16に進んだハリルホジッチ氏に決まったことで、ファンは「昨年のワールドカップでの実績は申し分ないから日本代表でどんなサッカーをするか楽しみ」「ハリルホジッチの手腕に期待する。 どんなサッカーを見せてくれるのか」「日本でどんなサッカーするんだろ？ 色々挙がってた候補の中では一応ちゃんとした人選ではあると思うけど」「候補の中で最良の選択肢を選んだのではないかと思ってます」「現協会ならベストに近い結果」と、時間がない中の落としどころとしては満足のいく結果と評価している。
W杯出場に向け仕切り直しとなる日本代表。まずは27日のチュニジア戦でどのような戦いが見られるか楽しみにしたい。
《岩藤健》
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