宮城県仙台市出身で仙台育英高校からプロ入りした由規には、3月11日は特別な思いがある。東北を襲った東日本大震災から4年。今なお復興途上の故郷に向け、力強い姿を見せたいと志願してマウンドへ向かった。
「志願したからには、半端な投球はできないと思った」と語るとおり、オフの大補強で注目されるオリックス打線を相手に、最速150キロのストレートとスライダーで気迫のピッチング。右肩の怪我からの復活を印象づけた。
打線は2014年12球団トップのチーム打率を誇ったスワローズ。課題は投手力と言われ続けているだけに、由規の復活に「由規は今年こそ行けそうですね!」「由規復活…ヤクルトマジで戦力そろったな」「ローテ入りすれば確実に戦力安定する」「ナイスピッチング!シーズン2桁頼む!」など、ファンの大きな期待がかかる。
由規投手志願の登板3回.被安打1.失点0.三振4 pic.twitter.com/zoOwDdxL7Z
東京ヤクルトスワローズ公式 (@swallowspr) March 11, 2015