1月4日、ヤクルトの由規が仙台市内の施設で自主トレを公開。直球のほか、スライダーやカーブなど、変化球も交えて精力的に投げ込んだ。
由規は、右肩のケガにより2011年9月の巨人戦を最後に1軍での登板がない。2010年には自慢の快速球と切れ味鋭いスライダーを武器に12勝を挙げ、以降はエースとしての活躍を誰もが期待していたが、毎年のようにケガに泣いている。
これに対して、「由規と館山が復活して、小川、石川、成瀬がしっかりと一年投げればヤクルトはかなり手強い」「由規と館山が戻れば、石川と小川も楽になる」「あの快速球をもう一度見たい」「150km超えを連発していた頃が懐かしい」などと、由規の復活にファンは期待。
由規も「今年は勝負の年」と例年以上に闘志を燃やしている。昨季、山田と雄平がブレークしたヤクルトの打線は、間違いなくセ・リーグナンバーワン。投手陣の再建が上位進出の鍵を握るだけに、由規にかかる期待も大きい。
《浜田哲男》
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