マレーシアのステージレース、2015年ツール・ド・ランカウィ、最大の勝負どころとなる第7ステージのゲンティン・ハイランドの頂上ゴールが他のゴール地点に変更になることが、レース開幕前日の3月7日に発表された。
当初、3月14日の第7ステージはシャー・アラムから名物のゲンティン・ハイランドまでの105.7kmのコースだったが、フレイサーズ・ヒルの頂上ゴールへと変更となった。スタート地点に変更はなく、ステージ距離は177kmとなった。
レースのテクニカルディレクター、ジェフ・クローネンブルグは、ゲンティン・ハイランドのゴール地点で大規模な工事が行われていることを考慮して変更したと説明した。
「我々はゲンティン(の関係者)と密接に連絡を取り合っていたし、彼らは我々に来てほしがっていた。しかし、安全上の理由で選手へのリスクが大きすぎると判断した」
「このルート変更はポジティブに考えている。レースは異なる種類のクライマーにも可能性が開けたし、総合争いはより多くの選手にチャンスが生まれるだろう」
ゲンティン・ハイランドは、2008年以外は毎年最難関ステージとして行われてきたツール・ド・ランカウィの名勝負どころだった。
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