2月22日、来日2年目のシーズンを迎える阪神の呉昇桓投手が2日連続でブルペンに入った。
この日は58球を投げ込むなど徐々にピッチを上げてきた印象。2014年のセーブ王は今季も万全の準備を整えてシーズンに臨む。呉昇桓に対してファンは、「虎の守護神は今年も任せた!」「昨年、サヨナラ負けとかたまにあったよね。成績は良かったけど、そのせいか打たれている印象が強い」「日本にもチームにもかなり馴染んでいるし、今年はもっとやってくれそう!」など、期待をかける。
試合の終盤で勝利の方程式を組むベテランの福原忍がケガで離脱。もう一人の中継ぎエースの安藤優也は健在だが、福原のケガは不安材料だ。「(開幕には)まにあうでしょう」と言及するなど、呉昇桓も福原のケガを気にかけている。
今季も終盤の3投手の競演は、阪神勝利の方程式として欠かせない。その中心はもちろん守護神の呉昇桓だ。目指すは昨年成し遂げられなかった日本一のみ。その高みに向かって、2015年も豪腕がうなりを上げる。
《浜田哲男》
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