【プロ野球】広島に新星!新人野間がプロ1号…「80年代の強い赤ヘル軍団をもう一度!」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【プロ野球】広島に新星!新人野間がプロ1号…「80年代の強い赤ヘル軍団をもう一度!」

スポーツ 短信
菊池涼介(2014年11月18日)(c)Getty Images
  • 菊池涼介(2014年11月18日)(c)Getty Images
  • 丸佳浩 参考画像(2014年11月16日)(c)Getty Images
  • 前田健太(2014年11月12日)(c)Getty Images
2月21日、広島は巨人とオープン戦で対戦。この日、1番右翼でスタメン出場した新人の野間がいきなりプロ第1号を放った。

黒田フィーバーに湧く広島。これまでのところ今季のプロ野球の話題は広島中心の感もあるが、ここにきて注目すべき新人も現れた。6回に外角高めの直球を芯でとらえると、弾丸ライナーでライトスタンドへ。守っては、強肩から繰り出したレーザービームで三塁に向かっていた走者を刺すなど、攻守に躍動した。

野間の活躍に対して、「これは、今年の広島は強いな」「菊池や丸が台頭してきて、こういう新人もスタメンに入るとなると、ますます勢いづきそう!」「優勝候補だろう。打っても守っても、投げても役者が揃い始めた」「80年代の強い赤ヘル軍団をもう一度!」と、広島の優勝をさらに手繰り寄せる存在として期待。

ここ2年間はクライマックスシリーズに出場するなど上位を維持し始めた広島だが、それ以前はBクラスの常連だった。

しかし、80年代から90年代中盤にかけての広島は、北別府、川口、大野、佐々岡ら好投手が多く投手王国と称されるなどセ・リーグの中では安定した強さを誇っていた。打撃陣においては、90年代に入り、野村、前田、江藤、金本、緒方らが和製の強力打線を形成するなど一時代を築いた。

「80年代のプロ野球は本当に楽しかった」「あの頃の日本シリーズなんて、学校休んでテレビの前で正座しながら見ていた。それくらいの価値のあるものだった」「広島と西武の日本シリーズは興奮したよな」など、当時を回想するファンも多い。そして、その古き良きプロ野球の時代の中心には、いつも強い広島がいた。

広島で言えばマエケンの残留、黒田の帰還、他球団で言えば松坂のソフトバンク加入、中島のオリックス加入、阪神の鳥谷残留など、2015年シーズンは実績のある名選手が軒並み揃い、日本プロ野球界を盛り上げてくれそうだ。

中でも、今季最も注目が集まっているのが広島。侍ジャパンのエースでもあるマエケン、同じく侍ジャパンでも野手のレギュラーとして定着しつつある菊池や丸の存在、広島の低迷期を支えた黒田や新井の復帰など、戦力は投打ともに80~90年代に勝るとも劣らない陣容が整ってきた。

「やっぱり赤ヘル軍団が強いとプロ野球は盛り上がる」。今季はそういうシーズンになることを多くのプロ野球ファンが願っているだろう。
《浜田哲男》

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