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Jリーグでトラッキングシステム導入…試合データをコンテンツ化しファン層拡大へ

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Jリーグでトラッキングシステム導入…試合データをコンテンツ化しファン層拡大へ
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データスタジアム、Jリーグ、 Jリーグメディアプロモーションが協力し「トラッキングシステム」が、2015明治安田生命J1リーグ全試合で導入されることを発表した。

このシステムにより、取得したデータはJリーグ全体の競技力の向上と、ファン・サポーター向けサービスの拡充、新コンテンツ作りなどに活用される予定。

今回採用された「Tracab(トラキャブ)」は、 CHYRONHEGO社のトラッキングシステム。 軍事技術として使われる自動追尾(トラッキング)システムを応用したもので、スタジアムに専用カメラを設置してピッチ全体を撮影し、選手・ボール・審判の動きをデータ化する。

取得できる主なデータは、選手走行距離、選手加速度、チーム総走行距離、走行スピード、移動エリア、ボールの動き、審判の動き、選手間の距離、平均ポジション、状況別走行距離、時間別走行距離、状況別ポジショニング、ピッチ全体の俯瞰映像などとしている。

取得したデータを可視化するシステムによって、選手の動きをリアルタイムでアニメーションに再現するなど、テレビ中継やWebサイトコンテンツとして活用ができる。

このトラッキングシステムは、リーガ・エスパニョーラ、ブンデスリーガ、プレミアリーグなどの欧州主要リーグの公認システムとして採用されている。
《編集部》

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