現地15日のリーガ・エスパニョーラ第23節、上位2クラブの追撃を狙う3位アトレティコ・マドリードだったが、アウェイでセルタと対戦し0-2で敗れた。
逆転優勝に向け絶対に負けられない試合だったが、前半34分にチアゴ・メンデスが負傷で途中交代するなど、不運もあり前半からセルタに押し込まれる時間が続く。
シメオネ監督は機能していなかったフェルナンド・トーレスに代え、後半開始からカニを投入する。これでようやく攻撃の形が作れたアトレティコは、徐々に試合を盛り返し始める。
だが後半12分にエリア内でのファールからPKを献上し、ノリートに決められセルタが先制する。後半26分に再び失点したアトレティコは、首位との勝ち点差が7に広がる痛い敗戦となった。
試合後アトレティコのシメオネ監督は「今日は自分のミスだった」と語った。
「シメオネ監督:チアゴはふくらはぎに問題があり外れた。交代を申し出てきてマリオが入ったが、既に4-3-3に切り替えていたから、トーレスをもっと左に動かした。前半のメンバー選考は間違いだった。間違った判断のせいで45分間を無駄にした。フェルナンドのミスではない。後半は少しマシになって始まった。それからPKと2点目が生まれた」
自分の判断を終始悔やんでいた。
《岩藤健》
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