アスタナ移籍のタラマエ、チームメイトの助言でムルシア一周を制す | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

アスタナ移籍のタラマエ、チームメイトの助言でムルシア一周を制す

スポーツ 短信
レイン・タラマエ、2014年コフィディス時代
  • レイン・タラマエ、2014年コフィディス時代
スペインのワンデーレース、ムルシア一周が2月14日にマサロン~アルト・フォルタレゼ・デル・ソル間の198.1kmで争われた。終盤にアタックしたエストニアのレイン・タラマエ(アスタナ)が、独走で移籍後初勝利を飾った。

この日は山岳ポイントが4カ所設定されたアップダウンの多いコースで、最後は3級山岳の頂上にゴールする。2人の逃げが吸収されると、ラスト40kmでタラマエはチームメイトのルイスレオン・サンチェスから「失うものは何もない」と言われ、アタック。集団に対し、最大約2分の差を築く。

最後の頂上ゴールの上りは、絶え間なく向かい風が吹き続けていたが、タラマエは追いかける集団から逃げ切って優勝をつかみとった。

追走集団は10秒差でゴールし、2位にはバウケ・モレマ(トレックファクトリーレーシング)、3位にはシクロクロスでのケガから復帰戦となったゼネク・スティバル(エティックス・クイックステップ)が入った。

今季コフィディスからアスタナに移籍してきたタラマエは「残り2kmで僕はほとんどサイクリングになった。集団が近づいてくればくるほど、僕の脚は重くなっていったんだ」と新チームでの初勝利を振り返った。
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