ラスト5kmの横風区間でサガンは6秒差で総合2位のチームメイト、マチェイ・ボドナール、さらにカチューシャの選手たちともに先頭に飛び出す。総合首位のニキ・テルプストラ(エティックス・クイックステップ)が後方に取り残されたため、一時はボドナールがバーチャルリーダーとなった。
しかし、最後はテルプストラらが追いつき、ボドナールは逆転ならず。ゴールスプリントでもサガンはほぼ前日と同様の追い上げを見せたが、ピュアスプリンターのアレクサンドル・クリストフ(カチューシャ)にわずか数cm及ばず2日連続の2位に終わった。
ティンコフ・サクソのトリスタン・ホフマン監督は「サガンは今日も惜しかった。数cm差まで詰め寄った。競技無線でもペーターがステージ優勝だとアナウンスしていたよ」と残念そうに振り返った。
サガンはヤングライダー賞首位に返り咲いたが、自らのSNSを通じ「ラスト5kmは再び集団が分裂して、とてもおもしろかった。僕たちはボドナール含め3人だったが、カチューシャの選手たちもいた。最後はステージ優勝できず、テルプストラが集団に戻ったから、僕たちは大きなミスをしたんだ」と悔しがっていた。
投稿 by Peter Sagan.