昨季ロイヤルズで青木宣親と共にワールドシリーズを戦ったジェームズ・シールズ投手が、サンディエゴ・パドレスと4年契約に合意したことが分かった。米国の複数メディアが一斉に報じた。
フリーエージェントになった今オフ、シールズはシャーザーらと共に最注目選手に挙げられ、今季FA選手最後の大物と目されていた。チームは正式な契約内容を公表していないが、5年目のオプションが含まれ総額は7200万ドル(約85億3000万円)から76000万ドル(約90億円)になる見込み。
大舞台に強いことでビッグゲーム・ジェームズとも呼ばれるシールズ。昨季ロイヤルズを29年ぶりのワールドシリーズに導き、8年連続200イニング以上登板の頑丈さも持つ、計算できる先発として高い評価となった。
シールズとしてもサンディエゴは自宅のある土地で、希望する条件に最適の球団だった。
例年は放出する側だったパドレスの大型補強に、ファンからは「ナ・リーグ西地区の覇者はドジャースだって? 今年こそワールドチャンピオンだ!」「ただただ驚き。開幕が待ちきれない」といった声や、「いい判断。家も近いし環境は申し分ないはず」「シールズはナ・リーグ向いてそう」など環境面で好条件を挙げるファンの他、「ブルワーズに来てほしかった…」と応援するチームに欲しいという声もあった。
《岩藤健》
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