マイアミ・マーリンズと契約したイチロー外野手が、都内のホテルで入団会見を行った。会見にはデイビッド・サムソン球団社長など幹部が総出で駆けつけ、異例の事態にイチローも「ただただ恐縮です」と驚いた。
マーリンズは外野のレギュラー3人が鉄壁。4番手スタートとなるイチローだが、そのことに関しては「想定内のこと。3番手を望む自分もどうなのかなと思う。5番手ではつらいかもしれないですけど」と答えた。
契約年数など条件面で心配されたことも多かったが、最後にイチローの心を動かしたのはマーリンズの熱意だった。
「情報が少ないチームだったんですけど、まずマイナス要素を挙げていって、それがクリアーできるかどうか考えた。背番号51だったり、ウェイトマシーンを置けるかとか。そしたら全部クリアーできたんですよね」
このままいけば野手最年長で開幕を迎えることになるイチロー。ファンからは「イチローはやっぱ51やな」「40歳過ぎてメジャー契約あるだけですごい。普通この年ならマイナー契約」「40代でも20代と張り合ってほしい」「イチローらしい会見だったな」などの声が寄せられている。
《岩藤健》
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