巨人は1軍合同自主トレを宮崎市で開始。今季からファーストにコンバートされた阿部は打撃練習に時間を割き、精力的に打ち込んだ。
狙うは開幕4番。ライバルの村田と争う形となるが、今季から打撃に専念できることもあり、譲るわけにはいかない。構えた時のグリップの位置を変えるなど、打撃改造にも取り組んでいるのは、今季にかける意気込みの表れ。阿部に対しては、「守備の負担も減るし、本塁打40本以上は期待したい！」「逆に今まで捕手なのに、打つ方もよくやっていたよな。今季はもっと打ってほしい！」「ケガさえしなければ、相当期待できるだろ。でも、満身創痍なんだよな」などと、阿部の打撃に期待するファンの声も多数。
巨人は、V9以来のリーグ4連覇がかかる重要なシーズンを迎える。投打ともに戦力の充実している巨人の中でも、阿部は唯一無二の存在だ。今季は、他球団もオフの補強で着実に戦力アップしており厳しい首位争いも予想されるが、シーズンを通して阿部が打ちまくれば、巨人のリーグ4連覇も近づくだろう。
《浜田哲男》
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