2015年ツアー・ダウンアンダー、1月21日の第2ステージ終了後、BMCレーシングの新人キャンプベル・フレイクモアが落車で左鎖骨を骨折、リタイアを強いられることになった。引退を間近に控えたカデル・エバンスは、若きチームメイトの戦線離脱を嘆いている。
現U23タイムトライアル王者のフレイクモアは、先日のオーストラリア・ロード選手権で初めてエバンスと一緒に走り、4位でフィニッシュ。そしてこの日は、逃げに入って活躍した。
引退前に地元オーストラリアで総合優勝を狙うエバンスも、フレイクモアを高く評価していた。
「ナショナル選手権や今日証明したように、キャンプベルはすばらしい選手だ。あの動き(逃げ)に入ったことは、とても賢明だったし、いい感覚を持っていた。自分の成長を見せていたし、肉体的なポテンシャルを活用する能力を持っている選手のように僕には見えた。これはかなり珍しい組み合わせなんだ」
「今日とナショナル選手権の後だけに、彼にとってはとても不運だ。レース後、僕はただ彼のいい仕事だけを考えていたんだ」
エバンスはこの第2ステージで5位に入り、総合でも10位に浮上している。しかし、フレイクモアの離脱で貴重なアシストをひとり失うことになった。
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