楽天の松井稼頭央が9日、都内で自主トレを公開し今季への抱負を語った。圧倒的な身体能力で西武時代は日本最高のショートと呼ばれた松井。楽天入団後もショートのレギュラーとしてチームを支えたが、今年は外野手に挑戦する。
年末から米国ロサンゼルスで日本ハムの陽岱鋼と合同自主トレを行った松井。プロ入り後に内野から外野へコンバートされた陽から、内野と外野の動きの違いなど多くのことを吸収した。
内野と外野でゴールデングラブ賞を獲得すれば、日本プロ野球では史上4人目となる。松井も「当然そこは目指す。歳を取ったから駄目だと思われないように頑張る」とコンバート1年目でも勝負していく気持ちを明かした。
40歳となるシーズンでも変化や成長を止めない姿勢に「かっこいい。稼頭央さんならできる気がする」「ハイスペック稼頭央とはいえ今から獲れたら凄いな頑張れ」「40代で受賞は困難だろうけどカズオなら出来そうな気がする。頑張れ！」など、簡単な挑戦ではないが松井稼頭央なら可能性あるとファンも応援している。
2009年には日米通算2000本安打を達成した松井だが、今年は日本通算2000本安打まで80と迫った中で開幕を迎える。記録を達成する活躍で楽天の日本一奪回に貢献できるか。
《岩藤健》
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