1月5日、巨人の坂本勇人内野手が、グアム自主トレではスロー調整することを明言した。
その理由は、毎年苦い思いをしている夏場の不振。8月は2013年が打率.254、昨年も打率.238と調子を落としがちだ。今年はキャプテンとして臨むシーズンだけに例年とは気持ちも違う。坂本は「毎年100%に近い状態でグアムから帰るけど、今年は80%くらいの完成度を目指します」と語り、シーズンを通して活躍するための方向性を示した。
これに対して、「夏が鬼門になっているし、スロー調整でそれが解決できるならいいと思う」「キャプテンだからモチベーションも違うんだろう」「夏場の打率が低すぎる。シーズン通して活躍していない印象がそこにある気がする」「今年は打率330くらい打ってほしいな」などと、シーズンを通しての活躍を求めるファンの声。
今年はキャプテンとして臨むシーズンであり、V9時代以来のV4もかかっている。選手層の厚い巨人の戦力の中でも、坂本の存在は特別だ。坂本がシーズンを通してコンスタントに活躍すれば、自ずとペナントレース制覇も近づいてくる。
《浜田哲男》
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