クルマの方向指示器に変わるものといえば、サイクリストの場合は両手だ。右に曲がるときは右手を水平方向に伸ばす。左に曲がるときは同様に左手。
交差点を曲がるときではなくても活用の機会は多い。たとえば前方の道路左端にクルマが駐車していた場合。自転車は右寄りに走行ラインを変えてクリアしなければならない。
その際は右手を伸ばして「右側に寄りますよ」という意志を後続車両のドライバーに伝達する。ジェスチャーはこれでなければいけないというものはなく、ドライバーの注意が喚起されればいい。
(連載おわり)
《編集部》
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