12月23日、今オフに右肘を手術した阪神の西岡剛内野手が、甲子園球場の室内練習場で練習を再開。キャッチボールやティー打撃に取り組んだ。
今季はシーズンのほとんどをケガで棒に振った。日本シリーズなどでは1番打者として出場してリードオフマンとして活躍するも、シーズンを通してフルで活躍ができずに不完全燃焼で終わった。
再起をかける西岡に対して、「来年、鳥谷がいなくったら遊撃に復帰かも」「来年はまさに正念場だ。がんばってほしい」「身体が万全ならタイガースではナンバーワンだろ」「シーズン中にケガをしないでフルで活躍してほしい」など、西岡の復活を願うファンの声が多数。
西岡といえば、2005年のロッテ日本一に貢献してスター選手の仲間入りを果たすと、2006年には第1回WBCで優勝に貢献。また、2010年はロッテで自身二度目の日本一を達成するとともに首位打者も獲得した。
だが、メジャーへの挑戦以降は、阪神での成績も含めて全盛期の頃の躍動感が影を潜めている。今季はケガなどの不運にも見舞われたが、来季はシーズンを通してチームを牽引する意気込みだ。やはり、阪神のペナントレースは西岡の再起にかかる部分が大きい。
《浜田哲男》
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