今月中旬に栃木県鹿沼市内の国道293号で発生した重傷ひき逃げ事件について、栃木県警は18日、同市内に在住する19歳の少年をひき逃げ容疑で逮捕した。容疑への関与を大筋で認めているという。
栃木県警・鹿沼署によると、問題の事故は2014年12月13日の午前1時20分ごろ発生している。鹿沼市朝日町の国道293号を自転車で走行していた58歳の女性に対し、進行してきた乗用車が衝突。女性は左足を骨折するなどの重傷を負ったが、クルマの運転者は女性を救護することなく、そのまま逃走した。
警察は重傷ひき逃げ事件として捜査を開始。現場で採取した破片などから車種を特定し、同市内に在住する19歳の少年が容疑に関与したと判断。18日までに自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。
聴取に対して少年は容疑への関与を大筋で認めており、警察は事故発生の経緯を詳しく調べている。
《石田真一@レスポンス》
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