自転車は軽車両として扱われているため、「左側通行」、「車道走行」の原則はもちろん、クルマのドライバーと同様に道路標識を守る必要がある。しかし現実には、きちんと守られているか疑問だ。
自転車による交通事故の原因の1位は「安全不確認」で、2位は「一時停止無視」だ(平成20年調べ)。信号がなく、見通しの悪い交差点に、一時停止の標識があるにも関わらずそのままのスピードで進入し、出会い頭に自動車と衝突してしまう事故があとを絶たない。
交差点や大きな通りに進入するときは一旦停止し、左右の安全確認をすることは厳守しなければならない。また、小さな通りから、大きな道路に進入するとき、歩道があるときは自動車だけでなく歩行者の存在にも注意して走行しなければならない。
楽しくサイクリングを続けるためにも、きちんと守りたい。
《編集部》
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